2025年度の猟期は例年にない厳しい状況が続いておりました。イノシシの個体数が減少しているのか、あるいは警戒心が強まり山から下りてこなくなったのか、箱罠付近まで姿を見せても餌には目もくれず、田んぼを掘り返すばかり。猟師としても試行錯誤の日々でした。
そんな中、ついに推定60キロのオス成獣の捕獲に成功いたしました。牙がまだ大きく発達していないことから、比較的若い個体と思われます。若い個体は肉質が柔らかく、臭みも少ないのが特徴です。
年内には丁寧に処理を行い、新鮮なイノシシ肉として店頭に並ぶ予定です。厳しい猟期だからこそ、一頭一頭を大切に、最高の状態でお客様にお届けいたします。
増田屋のイノシシ肉を、どうぞよろしくお願いいたします。

