鳥獣被害対策:シカ捕獲への新たな取り組み

長年イノシシや猿による農作物被害に悩まされてきた当地域ですが、近年新たな課題として、シカの出没が増加しています。2~3年前から民家近くへの出没頻度が高まり、農作物への被害だけでなく、山林の新植苗木への食害など、被害の幅が拡大しつつあります。

 これまでイノシシと猿を中心に行ってきた鳥獣被害対策ですが、本年度からはシカの本格的な駆除活動も開始します。その第一歩として、効果的な捕獲方法として知られる「竹内式誘引捕獲法」を導入し、ヘイキューブ(牧草を圧縮・成形した餌)を設置しました。今後は、シカが餌に反応するかどうかを観察しながら、捕獲計画を調整していく予定です。

 幸いなことに、狩猟免許を持つ若手の協力も得られることになり、技術と知識の共有を図りながら、持続可能な鳥獣被害対策に取り組んでいきます。地域の農林業を守るため、今後も効果的な対策を模索し、実践していきたいと考えています。

 皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次