ジビエハンター

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ジビエハンター

 市役所勤務時代、農家さんたちがイノシシの被害に悩んでおられることを知りました。畑がひどく荒らされている様子を見て、僕がハンターになれば解決できるのではないか?と考え、狩猟の免許を取得しました。

 ワナを仕掛けて定期的に見回りをするのですが、このワナの仕掛け方もテクニックの一つと言われています。どんなエサを仕掛けようか…ここでも持ち前のコツコツ、積み重ねることが苦にならない性格が幸いし、かなり高い確率で捕獲できるようになりました。

 そして、箱ワナにかかったイノシシを、暴れさせることなく、一発で仕留めることもハンターとしての腕の見せどころです。銃で急所を打ち、血抜きをしたらすぐに保冷車で処理施設に運びます。捕獲の際に「庄原市有害鳥獣処理事業運営協議会」に連絡をしておくと、専任の方が保冷車で駆けつけて、立ち合ってくださるのです。2時間以内には、適切に処理されます。

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 精肉加工は、同協議会の施設(国産ジビエ認証施設(第21号)庄原市有害鳥獣処理施設)に委託をしていますが、「個体識別番号」が付いているので、自分が仕留めたイノシシであることが確認できます。

 買い戻したジビエ肉は、増田屋本舗で販売しています。  また同施設を通じて、市内の学校給食でも週に1回、ジビエメニューが提供されています。

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