今年、増田屋の農場では新しい試みを始めました。
これまでのハウス栽培に加え、今シーズンから初めてハウス内にマルチを導入しました。畝を立てず平面のままピンで固定するシンプルな方法ですが、これには昨年夏の厳しい経験が背景にあります。
昨年の夏は記録的な暑さが続き、ハウス内の地温は通常では考えられないほど上昇しました。西城土耕ねぎにとって、根元の温度管理は品質に直結する重要な要素です。少しでも地温を下げ、ねぎが健やかに育つ環境を整えることが、今年の大きなテーマです。
さらに、遮熱塗料の塗布も予定しており、複合的な暑さ対策に取り組んでまいります。小規模な施設農家だからこそできる、細やかで手間のかかる取り組みです。定植はすべて手植えで行うため大変な作業となりますが、ひとつひとつ丁寧に向き合ってまいります。
そして写真の苗は、「さとやま留学生」のたけひろさんが播種してくれた大切な苗です。地域のつながりの中で育まれた苗を、これからハウスへ定植していきます。
この取り組みの効果をしっかりと見極め、来年以降の栽培に活かしていく考えです。西城土耕ねぎの品質向上に向けた挑戦は、これからも続きます。どうぞ温かく見守っていただけますと幸いです。


